YOHAKU

完璧な再現へのこだわりと惨敗私が経験した、自らのエゴとの戦い

こんにちは、書道家のしおりです。


私の作品は気温や湿度に大きく影響を受ける。

だから、細かく写真やメモで記録を残して

その通りに再現しようとしたところで、全く上手くいかない。


しかも私自身がその時によって力の入れ具合や筆の使い方、、、

それらが変わってしまう。


以前、表現という面で上手くいった作品を再現したくて

何度も何度も書いたことがある。

でも結果は惨敗。


私にしては珍しく

写真も撮っていたし、使った墨や量までメモっていたのに。


そんなことを経験して感じたのは

同じものが作れない、それは当たり前ということ。

もちろん書道特有のファインアート的要素もあるけれど

それよりも生きている "今" は今しかなくて

作品といういろんな要素が複雑を含むものを

再現しようという方が無理がある。

(全く同じように再現できる技術やコンセプトもあるけれど

私の場合は、、、というところの話です。)


だから、再現しようとか、そういう意図は手放して

コンセプトに沿って、ただ書く。

それが今の私にできること。

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